Wi-Fiは単体だと使えない?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、「Wi-Fiだと使えないの?」というテーマで、
「Wi-FiがあればAIや移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICSは使えるんじゃないの?」というよくある疑問にお答えしていきたいと思います。
Wi-Fiの言葉だけ独り歩き
「Wi-Fiがある=通信できる」は、実は間違い
「この現場、Wi-FiあるからMICSつながるよね?」
現場でそう言われること、実はけっこう多いです。
でも実は――
Wi-Fiというのは“通信そのもの”ではありません。
どういうことか、仕組みから見てみましょう。
Wi-Fiってそもそも何?
Wi-Fiは、「無線LAN」=“ケーブルでつなぐ代わりに電波でつなぐ仕組み”です。
つまり、Wi-Fiとはあくまで機器同士をつなぐ“橋”のようなもの。
• パソコンやカメラが親機(ルーター)に接続
• ルーターがインターネット回線と接続されていることで、ネット通信が可能になる
つまり、Wi-Fi自体はインターネット回線を持っていません。
Wi-Fiがあっても、親機がネットにつながっていなければ“外の世界”には届かない
よくあるケースがこちら:
◆「現場事務所にWi-Fiあります!」
→ 実際は、インターネット回線がない or 親機がつながっていない
→ カメラやAI機器は“つながってる風”でも、通信はできていない
◆「中継用のWi-Fi機器だけ設置した」
→ 親機がないため、どこにも届かない“孤立した電波”になっている
→ 映像やデータが社外に送れない
Wi-Fiはあくまでネットワーク構築の一部。
インターネット通信を成立させるには、親機(ルーター)+外部回線がセットで必要です。
現場で通信を成立させるには?
Wi-FiでAIを動かすには、以下のような準備が必要です:
1. インターネットに接続された親機(光回線・LTEルーターなど)を用意
2. MICSなどのAI機器をその親機のWi-Fiに接続
3. 必要に応じて、セキュリティ設定やポート開放なども調整
つまり、Wi-Fi単体では何もできないのです。
だから、スターリンクやLTEが活きる
現場で「ネットがないけどWi-Fiはある」という場合は、
そもそも外部通信ができない環境ということ。
そんなときに使えるのが:
• LTEルーター(SIMで通信)
• スターリンク(衛星通信)
これらは、「インターネットに接続できる親機」そのものとして機能します。
MICSでも、LTE・Wi-Fi・スターリンク、すべてに対応できる設計だからこそ、
「どんな現場でも通信を成立させられる」わけです。
まとめ:Wi-Fiは“橋”、でも“道路”がなければ渡れない
Wi-Fiはとても便利な技術ですが、それ自体がインターネットを提供しているわけではありません。
正しい理解と、適切な親機・回線の準備があってこそ、
Wi-FiやAIカメラは“ちゃんとつながる”のです。
次回は、「現場で通信トラブルを防ぐために押さえておきたい3つのポイント」をお届けしていきます。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
現場の皆さん、どこに設置すればいいかわからないなどあれば、
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現場からは以上です。
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