東京の都心部にイノシシが!どう街を守る?

おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただきありがとうございます。

🐗 テーマ:緊急ブログ!東京の都心部にイノシシ?〜まちの中で起こる“野生動物の出没”と私たちにできること〜
江戸川区の住宅街・幹線道路沿いで、野生のイノシシが出没したというニュースが報じられました。
「え、東京の都心部に?」と驚くかもしれませんが、近年、野生動物が市街地に出てくる事例は確実に増えています。今回はこの事案から、「なぜ起きたか?」「どう守るか?」という視点で整理します。

イノシシの検知について

1. 今回のニュース:江戸川区でイノシシ目撃が相次ぐ
• 11月4日、江戸川区中葛西4丁目付近で、午前6時ごろからイノシシの目撃情報が9件ほどあり通報がありました。
• 同区内「葛西橋通り」を南下するイノシシの姿が何件も上がっており、体長はおよそ1 メートルとみられています。
• 現時点で怪我人や被害の報告は出ていないものの、区は「発見しても近づかないでください」と住民に注意を呼びかけています。
こうした「都心(またはその近郊)でのイノシシ出没」のニュースは、地域住民にとって“非日常”ではありますが、野生動物が人間の生活圏に入ってくる現象として、決して他人事ではありません。

2. なぜ“都会”でイノシシが出る?原因を予想してみる
このような出没が起きる背景には、いくつかの“環境の変化”や“動物側の適応”があると考えられます。
🌿 考えられる主な原因
• 森林・農地が減少・都市化が進むことで、イノシシの本来の生息域が狭まってきている。
• 都市近郊の河川敷・草地・空き地などが、餌(草・虫・根・果実)を求める野生動物にとって“居心地のいい隠れ場”になっている。
• 夜間・早朝(今回6時頃)に活動することで、人との遭遇を避けながら移動している可能性。
• 人が捨てたゴミ、生ごみ、果実の残渣など“人由来の餌”が、野生動物を近づけてしまう要因となる。
• 昼夜の気温差・食料不足・生息域の競争が激化しており、“新しいエリアを開拓せざるを得ない”状況になっている。
実際、東京都の資料でも「大型ほ乳類(イノシシ・シカ等)の住居集合地域への出没件数が年々増加している」との報告があります。
つまり、「都会だから安心」ではなく、「都会だからこそ注意すべき」事態に近づいているのかもしれません。

3. MICS AI(ミックス-エーアイ)による野生動物監視の実践
アシストユウでは、実際に農地・山間部などでイノシシの行動を監視・検知するシステムを検証してきました。
• 畑を荒らされる被害があり、カメラで夜間・早朝のイノシシの侵入を監視。
• AI設定を作り、「人以外の動き」「特定場所への侵入」などで検知範囲を設定していきました。
• 何度か設定を変えながら試行を重ね、ついには“犯人=イノシシ”をカメラで捕らえ、被害原因を確定したことがあります。
• 最近のイノシシは、学習能力・適応力が上がっており、従来の罠・柵だけでは防ぎ切れない場合も出ています。
• そこで、「イノシシ検知 → 発報機器(スピーカー・ライト)→警戒行動」という仕組みを試しました。
こうした経験から、次のような“都市部でも応用可能な仕組み”が見えてきました。

4. 都市部での応用:街中の防犯カメラと連動できる仕組み
今回の江戸川区のような都市部でイノシシが出た場合、「畑ではない」「住宅街・幹線道路沿い」という点で対応が少し難しくなります。ですが、技術を活かせば“未然防止”の可能性があります。
🔧 想定できるシステム構成
• 街中・河川敷・緑地帯などに設置された防犯カメラ+AIで「大型動物(イノシシ)」「人と異なる動き(四足歩行・夜間移動)」「車両接触リスク」などを検知。
• 検知時、スピーカーから「この先、野生動物が近づいています。安全な場所へ移動してください」といった警告放送を発信。
• ライト点滅・警察/自治体への自動通知・柵設置箇所へのアラートといった即時対応。
• 過去の行動データをAIに蓄積し、「この時間帯・このルートでの出没が多い」という予測モデルを作成。
• 畑・緑地とは別に、住宅街・道路沿い・河川敷でも“野生動物侵入リスク”を監視対象とする概念を導入。
こうした仕組みによって、「出た後に騒ぐ」ではなく、「出そうな時に気づいて対応する」ことが可能になります。

まとめ:都会でも、野生動物リスクを“見える化”して安心を作る
野生動物、特にイノシシの“都会出没”は、もはや“自然のまま”とは言えない時代に入っています。
今回の江戸川区の事案を契機に私たちが考えたいのは、
• 野生動物の生息環境・移動ルートを理解し、まちの設計・運用に取り込むこと。
• 技術(カメラ・AI・発報機器)を活用して「人と動物の衝突リスク」を可視化・予測すること。
• 「自然との共存」という意識を、農地だけでなく都市部でも持つこと。
MICS AIは、こうした“都市×野生動物”の安全領域でも貢献できると考えています。
もし「我が街でこの仕組みをどう導入できるか?」とご興味があれば、いつでもご相談ください。

次回は通常ブログに戻します。
次回は、「メガソーラーは日本にとって“よかった”のか?」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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