スマホの周波数ってそもそもなに?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、「周波数って出てきたけど、それってなに?」というテーマで、
通信トラブルの原因にもなる“周波数”のしくみと、現場への関わり方をわかりやすくご紹介します。

電波とか見えないからよくわからない

「周波数」って聞くと、なんとなく難しそう…
「周波数」と聞くと、
・ラジオ?
・Wi-Fiの設定?
・電波の専門用語?
…と、ちょっととっつきにくい印象を持たれるかもしれません。
でも、実はこれ、“電波の通り道”を決める住所みたいなものなんです。

周波数=「電波の走る道路の種類」
電波は“音の波”や“光の波”のように、「波」でできています。
この波が1秒間に何回振動するか?を数字で表したものが「周波数」です(単位:Hz)
• ゆっくり振動する波 → 低い周波数(遠くまで届きやすい)
• 早く振動する波 → 高い周波数(速いけど障害物に弱い)
イメージとしては:
周波数の高さ 特徴 例
低い(700〜900MHz) 壁や山を回り込んで届く / 遠くまで届く 山間部、郊外のLTE通信に強い
高い(1.8〜2.5GHz) 高速・大容量 / でも直進性が強く遮られやすい 都市部の高速通信 / 建物内のWi-Fi
つまり、周波数によって「つながりやすさ」が変わるということなんです。

LTEもWi-Fiも、「どの周波数を使っているか」がカギ
たとえば、携帯電話のLTE回線には「Band」と呼ばれる周波数帯があります。
• auの電波が強いのはBand 1(2100MHz)Band 3(1800MHz)Band 19/26(800MHz)Band 41(2500MHz)
• ドコモの主力はBand 1(2100MHz)Band 3(1800MHz)Band 19(800MHz)
• ソフトバンクはBand 1(2100MHz)Band 3(1800MHz)Band 8(900MHz)
Band 41(2500MHz)など
ルーターやスマホがどのBandに対応しているか?
エリアがどの周波数を使っているか?
これが合っていないと、
「スマホはつながるのに、ルーターでは通信できない」という現象が起きるのです。

移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICSの現場でも、“周波数のズレ”は要チェック
私たちがMICSを現場に設置するときも、
• どのキャリアの、どの周波数が届いているか?
• 使うルーターは、その周波数に対応しているか?
をしっかり確認しています。
特に山間部や仮設ヤードでは、Band 19など低周波数が主力になるため、
都市部向けのルーターでは通信できないこともあるのです。

まとめ:「周波数=通信の相性表」
周波数は、
「どんな電波が来ているか?」
「使う機器は、それに合っているか?」
を見極めるための“相性表”のようなもの。
だからこそ、
つながらない=機器のせい?電波のせい?その周波数のズレが鍵になることが多いんです。

次回は、「スマホの通信っていつからあるの?」をお届けします!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

現場の皆さん、電波を調べたいなどあれば、
是非お問い合わせください。

月額1万円~使用したいという方はこちら
https://assistyou-m.com/mics/ai_kids/

https://www.facebook.com/yuuki.obata?locale=ja_JP
上記より友達登録の上、メッセンジャーにてDM、メッセージをお送りください。
現場からは以上です。

追伸
アパレル・グッズやってます。絵本制作の費用にあてられます。
https://yukidrearoom.thebase.in
応援したい人用 絵本制作の費用にあてられます。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/322931