人物検知と顔認証の違いとは?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただきありがとうございます。
今回は、「人物検知と顔認証一緒と思ったけど違うの?」という、
最近よく聞かれる質問についてお話していきます。
人と言っても全然違う画像解析
結論から言うと、“全然違う技術”です
名前が似ているので、「人を見つける機能でしょ?」と一括りにされがちなんですが、
人物検知と顔認証は、役割も仕組みも全く別モノなんです。
では、それぞれ何をしているのか、簡単に説明していきますね。
「人物検知」は“人がいるかどうか”を見る
人物検知は、カメラ映像の中に“人間らしい動きや形”があるかどうかを検出する技術です。
• 人の形(頭・肩・足元など)をAIが判断
• 動いている対象が“人間”である可能性を探る
• 一定の条件に合えば「人を検知」と判定する
MICSでは、この人物検知AIを使って、
• 立っていても
• 座っていても
• 四つん這いになっていても
“人間らしい姿勢”であれば、人として認識するようにしています。
つまり、“誰か”までは分からなくても、「人がそこにいた」ということはしっかり捉えるのが、人物検知の役割です。
「顔認証」は“誰なのか”を特定する
一方、顔認証というのは、
カメラに映った顔を識別して、“特定の人物かどうか”を判断する技術です。
• 顔の輪郭・目の間隔・鼻や口の形などを数値化
• 登録済みのデータと照合して一致するか確認
• 一致すれば「この人は◯◯さん」と認識
この技術は、セキュリティゲートやスマホの顔ロック解除などでよく使われていますよね。
つまり、人物検知が「人かどうか」なのに対し、顔認証は「その人が誰か」を判断するわけです。
現場での使い分けは?
たとえば、僕たちが扱っているMICSのような屋外監視カメラでは、
• 雨や風で顔が見えづらい
• 帽子・マスク・ヘルメットで顔が隠れている
• そもそも遠くにいて顔が小さい
というシチュエーションが多いので、顔認証はあまり実用的じゃないことが多いです。
その代わり、姿勢や動きで“人がいた”ことをしっかり捉える人物検知が、屋外では圧倒的に活躍します。
移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICSは“人物検知”に特化してます
当社では、現場の環境に合わせて、
「人を見逃さない」ことを一番に考えたAI設計をしています。
だから、MICSでは顔認証ではなく、
• 遠くでも
• 横向きでも
• 足元だけでも
“人として検出できるAI人物検知”を採用しているんです。
まとめ:似てるようで全然違うから、目的で選ぶべき
「人物検知」と「顔認証」は、同じ“人を見る”技術ですが、
• 人がいることを検知したい → 人物検知
• 誰かを特定したい → 顔認証
というように、“目的に合わせて使い分ける”ことが大事なんです。
次回は、「人のストレスって可視化できるの?」というテーマで、進化するAIの実力に迫っていきます!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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現場からは以上です。
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