クラウドの歴史ってなに?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただきありがとうございます。
今回は、よく聞かれるこの疑問についてお話してみたいと思います。
やっぱりクラウドって軍事目的?
「クラウドって、もともと軍事から生まれたの?」というものですね。
結論から言うと、クラウドそのものが軍事目的で作られたわけではないんですが、
実はその“原点”には軍事の世界から始まった技術が関わっているんです。
どういうことかというと、クラウドのベースになっているのは「インターネット」という仕組みです。
そのインターネットの原型が作られたのは、今から50年以上前の1969年。
アメリカ国防総省が開発した「ARPANET(アーパネット)」というシステムが始まりでした。
このARPANETは、冷戦時代に「核戦争が起きたときでも通信が途絶えないネットワークを作ろう」という、かなりシビアな目的で作られたものです。
当時の通信は一ヶ所がやられると全体が止まる「集中型」だったので、それを避けるために「分散型」のネットワーク構想が必要だったわけですね。
この“分散型”の考え方こそが、後にクラウドにもつながっていきます。
その後、この技術は軍だけでなく、大学や研究機関にも広がり、1990年代には一般の人も使える「インターネット」として進化していきました。
その流れの中で、「自分のパソコンの中だけじゃなく、ネットの向こう側にあるサーバーを使ってデータを保存・処理する」
という新しい考え方が生まれ、これが今でいう「クラウドコンピューティング」の始まりになったんです。
2000年代に入ると、この考え方は一気に商業利用に進みました。
特に2006年、Amazonが「Amazon Web Services(AWS)」というクラウドサービスを始めたことで、
世界中の企業がクラウドに注目するようになり、今のように「当たり前の存在」になっていったんですね。
つまり、クラウドはもともと軍事目的の“インターネット”が土台となって発展した技術。
それが時代を経て、今ではスマホやパソコン、ビジネスの現場でも欠かせない便利なツールになっている、というわけです。
考えてみると、防犯カメラやGPS、インターネットそのものも、元は軍事用途から始まった技術が多いんですよね。
戦争のために生まれたものが、今では私たちの暮らしを支える便利な道具になっているのは、ちょっと不思議でもあり、興味深い話です。
今回は、クラウドの意外な出発点を一緒に見てみました。
次回は前回でも触れた、赤外線についてです。テーマは「赤外線カメラって夜は本当に安心なの?」です。お楽しみに!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
現場の皆さん自分のクラウドとカメラ映像を連動したなどあれば、
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現場からは以上です。
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