関東で相次ぐ山火事 ―防災対策はどうする?

おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は前回の記載テーマを変えて 「関東で相次ぐ山火事 — 防災対策と、MICSの役割」 というテーマで書いていきます。
様々な現場で使用実績があるからこその使い方で管理できる方法も含めて書いていきます。

災害の種類で備えと対策が変わる

最近、関東でも山火事のニュースが相次いでいます。直近の例を挙げると:
• 2025年12月8日、妙義山(群馬県)で山林火災が発生。通報を受け、消防や後に自衛隊のヘリによる消火活動が行われました。焼失面積は少なくとも 23〜30 ヘクタールに及ぶと報告されています。
• さらに、2025年12月9日には、日向山(神奈川県伊勢原市)でも山火事が発生。市街地から見える白煙が多数の通報につながりました。現時点で詳細な焼失面積や被害状況は明らかではありません。
これらの火災は、乾燥した気候や風の影響、あるいは落ち葉・枯れ草といった可燃物の蓄積などが背景にあると見られており、都市近郊の山林であっても「他人事ではない」事態です。

🧯 山火事 ― なぜ起きやすく、なぜ怖いのか?
山火事が起きやすいのは、以下のような理由があります:
• 冬季や季節の変わり目など、乾燥した気候と風によって、枯れ草・落ち葉などの可燃物が一気に燃え広がりやすい。
• 山林地帯はしばしば 住宅地や人家の近くと隣接しており、一度燃え広がると、住居やインフラへの被害につながりやすい。
• 山の地形や斜面によっては、火の勢いが強まり、消火が非常に困難になる。今回の妙義山の火災でも、山の険しい岩場で出火したため、消防・消火活動が難航していました。
また、山火事は「自然環境へのダメージ」「生態系破壊」「土壌の劣化」「水源への影響」「空気の汚染・健康被害」の観点からも問題が大きく、単なる火の延焼だけではありません。気候変動との関連性も指摘されています。

🛡️ 山火事への対策 — 事前・事後でできること
山火事に備えるには、以下のような対策が有効です:
地域・行政・住民レベルでの対策
• 山林や住宅近辺の「落ち葉」「枯れ枝」「枯れ草」の除去、可燃物の管理。特に乾燥期には定期的な清掃を行う。
• 住宅や集落近くの山林地帯における、防火帯(緩衝地帯)の確保。建物と山林の間に一定距離を設け、燃え広がりにくい構造(石垣、空き地、舗装道など)を設置。
• 火の取り扱い(焚き火、たき火、バーベキューなど)の厳格な管理。乾燥注意報・風注意報が出ているときの火気厳禁。
• 消火設備・水利の整備、消火体制の強化。特に、ヘリや消防のアクセスが難しい斜面・山間部では、予め水源や防火区画を整えておく。
個人・住民レベルでの備え
• 山林の近くに住む人は、避難経路の確認。燃え広がる前に避難できる出口・ルートを把握。
• 万が一の煙・火災に備えて、携帯式消火器や防火シート、マスク、避難用ヘルメットなどの準備。
• 火災情報をすぐにキャッチできるよう、自治体の防災メール/アプリの登録、近隣とのコミュニケーション。

📡 MICS のようなシステムが果たせる “火災監視・予警報” の可能性
ここで、移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICS(ミックス) が、山火事対策において大きな力を発揮すると考えています:
• リアルタイムの現場可視化 — カメラで山林・斜面・住宅近くの山裾を常時監視。たとえ人が近づけなくても、火災の初期段階(煙、火の光、異常な熱)を検知できる。
• 温度・熱を捉えるセンサーとの組み合わせ — サーモセンサーや赤外線カメラを併用すれば、夜間や視界が悪い状態でも「異常な熱」の発生を検知し、早期警報をあげることが可能。
• センサー & カメラ & 通信ネットワークの統合 — 単なる映像だけでなく、火災の兆候(煙・熱・ガス変化など)を総合的にとらえ、自動アラートや関係機関への通知を発信。
• 二次災害防止と安全管理 — 火災だけでなく、火事によって起きる土砂崩れ、煙害、避難の混乱などにも対応。遠隔監視で「人が危険地域に近づかない」「安全に管理できる」体制をつくる。
つまり、MICSは “見えない危険を見える化” することで、初動の速さと情報共有力によって、被害を最小化することができるインフラになると思います。

🚨 これからの提案 ― 防災体制に技術を+αする時代
アシストユウが目指すのは、従来の「人と設備任せ」の防災から、「人+センサー+ネットワーク」を組み合わせた、
“能動的でリアルタイムな防災プラットフォーム” への転換です。
• 特に都市近郊の山林・住宅地の境界、山あいや丘陵地、傾斜地などリスクのある場所には、MICSのような仕組みを導入。
• 昼夜を問わず、火災の初期段階を素早く「見つける」「通知する」「対応する」。
• 住民・自治体・消防・地域など、関係者間で共通の「見える化された情報」を共有し、早期避難と被害軽減 を可能にする。
火災は “起きてから” ではなく、“起きる前” の備えと “起きた直後” の情報が本当に重要です。
MICS を通じて、そういう “防災の新しいあり方” にチャレンジしていきたいと思います。

まとめ ― 「いつもの山道」も、備えと見守りで守る
• 群馬の妙義山や神奈川の日向山など、関東近郊でも山火事が相次いでおり、都市近郊であっても「他人事ではない」災害である。
• 火災の発生は、乾燥、風、可燃物の蓄積、地形など多くの要因が重なって起きやすく、住宅地近くは特に注意が必要。
• 個人や地域でできる備え(清掃、防火帯、避難経路、消火器など)はすぐ始められる防災対策。
• そして MICS のような「カメラ+センサー+通信」の技術を使った監視・警報システムは、
“人が現地に行くリスクを減らし”、 “初期段階で火災を察知する” という、新しい防災の可能性を広げる。
• 今こそ、 テクノロジー × 地域 × 個人の協力 で、山火事に強い社会をつくるタイミングだと思います。

次回は通常ブログに戻します。
次回は、「バイオマス発電ってそもそもなに?」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

現場の皆さん、山に設置してみたいなどあれば、
是非お問い合わせください。

月額1万円~使用したいという方はこちら
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現場からは以上です。

追伸
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