ハワイ島のキラウエア火山噴火!防災対策とは?
おはようございます🌞
アシストユウの小幡です。
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今日はテーマを変えて「火山と防災 × MICSの可能性」というテーマで、最近火山の噴火ニュースが多いので、どのような防災が出来るのかを書いてきます。
火山の災害予防はできるのか?
🌋 Kīlauea火山(ハワイ島)――最新噴火とその被害
• 2025年12月6日、ハワイ島の Kīlauea 火山が再び噴火。3カ所から同時に溶岩が吹き出し、溶岩の噴き上げの高さは最大で約370 メートルに達したとの報告があります。
• この噴火は、2024年12月から続いている一連の活動の「第38回目」とされており、比較的短期間での頻発が目立ちます。
• 噴火に伴い、火山ガス(硫黄分を含むガス)や火山灰、軽石・火山ガラス状の破片(いわゆる「テフラ」や「Pele’s hair」など)が放出され、風向きによっては火山灰や微粒子が町や観光地に降り注ぐ可能性があり、住民や観光客、環境への影響が懸念されています。
• 実際、ライブカメラで噴煙・溶岩の迫る様子が映されていたものの、噴火によってカメラが飲み込まれて破壊されたという報告もあります。
• 現時点では住居への直接的な大規模被害報告はないようですが、火山ガスによる健康影響、火山灰による飛来物、降灰による交通/物流への影響など、「間接的な被害」の可能性は高く、今後も警戒が必要な状況です。

🔎 日本や世界で相次ぐ火山活動 — “近くの危険”も他人事じゃない
• 最近、日本では 桜島 の噴火報告があり、火山活動の活発化が続いています。
• また、世界では多くの活火山が活動中で、火山の多い地域(島・列島・環太平洋の火山帯など)は、常に火山災害への備えが求められています。
• こうした背景を見ると、地理的に“安全”と思われていた地域であっても、火山や地質活動によるリスクはゼロではなく、「いつでも起こりうる災害」と言えます。
🔬 火山を「見る」だけじゃない――観測と監視の最前線(例:Hawai‘i Volcanoes National Park/U.S. Geological Survey (USGS))
• Kīlauea を含む多くの活火山は、常時モニタリング体制が敷かれています。たとえば、Hawaiian Volcano Observatory (HVO) は多数の遠隔計測ステーションを使い、24時間体制で地震、地形のゆがみ(地殻変動)、火山ガスの排出量、熱画像、ライブカメラ映像などをリアルタイムで監視しています。
• 火山活動停止中であっても、火山の「膨張(マグマの蓄積)」や「ガスの放出」「地震の増加」といった前兆が観測されれば、当局は警戒レベルを引き上げ、立ち入り制限や住民への注意喚起を行います。これは、火山災害を未然に防ぐための非常に重要な仕組みです。
• ただ「見る」だけでなく、計測データの蓄積と解析によって、「次の噴火がいつ起きるか」「どのくらいの規模か」を少しでも予測する努力が、地質学者や防災機関で続けられています。

🛠️ MICS のようなシステムが火山監視で果たせる役割 — “リアルな現場に目を”
アシストユウが開発する移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICS(ミックス) の技術・システムは、火山を含む「危険地域の監視」にも応用できると強く感じています。具体的には:
• ライブカメラ + AI モニタリング で、噴火時の映像記録/リアルタイム把握。たとえ既存の観測カメラが壊れても、複数カメラで包囲的に監視すれば片方の破損で情報が途絶えるリスクを減らせる。
• 地震センサー、地形変動センサー、気体センサーなどと連動した多層監視。火山だけでなく、噴火前後の地滑り・降灰飛散・火山ガス拡散予測なども含めた「総合危険監視プラットフォーム」。
• リアルタイム通知・アラート機能。火山活動が高まったとき、関係者や自治体、住民に対し即時通知。現場だけでなく、広域への警戒を拡充。
• 災害対応への展開。火山噴火だけでなく、噴火による火山灰、火山ガス、降下物、土石流など二次災害も含めて「見える化」および「早期警戒」が可能。
つまり、MICSは「ただの現場カメラシステム」ではなく、 “地質・災害インフラ” の一部になりうる。
特に日本のように火山の多い国、あるいは離島・山間部などインフラが脆弱な地域において、こうした多層監視の果たす役割は、これからどんどん大きくなると思います。

🎯 MICS が目指す未来 ― “火山・自然災害から命を守るプラットフォーム”へ
私たちが今後取り組むべき方向として、以下のようなステップを考えています:
1. 火山・災害地域のモニタリング案件拡大
o 活火山近く、土砂災害多発地域、崖地、斜面、離島などを中心に、MICSの導入を提案
2. 多種センサーとの統合
o 映像カメラだけでなく、地震・傾斜・ガス・空気質などのセンサーを組み合わせ、総合モニタリング環境を構築
3. 自動警告 & 通知システムの強化
o 異常があった際の即時通知、自治体・住民との連携、避難支援などへの拡張
4. データ蓄積による予兆モデル構築
o 過去の噴火・地震データと照らし合わせ、AIによる「要注意パターン」の検知・予測
これにより、MICSは単なる「現場カメラ」ではなく、 “命と財産を守る現代インフラ” として社会に貢献できると信じています。

📝 まとめ — “火山は遠くの話ではない。防災はリアルな備えから。”
• Kīlauea火山の2025年12月の噴火は、溶岩噴出や火山ガス・降灰など、多くのリスクを含んだ重大な事件でした。
• 日本や世界でも火山活動は活発で、決して「遠くの出来事」ではありません。
• 従来の観測・監視体制(観測所、ライブカメラ、センサー)は重要ですが、MICSのような「現場目線 × リアルタイム通信 × AI解析」の仕組みは、より柔軟で広い防災の可能性を秘めています。
• 火山だけでなく、地震、豪雨、土砂災害、火災などあらゆる自然災害に対応できる、 次世代の“災害見張りプラットフォーム” を目指す――それが今の MICS の使命だと感じています。
次回は通常ブログに戻します。
次回は、「バイオマス発電ってそもそもなに?」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
現場の皆さん、防災で一度山に設置してみたいなどあれば、
是非お問い合わせください。
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現場からは以上です。
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