再生エネルギー 水力電力編!
おはようございます☀
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今日は「水力発電はどうなの?」というテーマで、日本の水力発電所の現状、発電量、家庭でどれくらい使われているか、そして水門・水利施設のDX(遠隔操作・監視)について調べた情報をまとめます。移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICS(ミックス)のような監視システムを使うとどんなことができるか、将来的な可能性も交えて書きますね。
水力って使われてるの?
水力発電はどうなの?🌊 日本における現状と可能性
日本の水力発電の規模・発電量
まずは数字から見てみましょう。
• 日本における 水力発電(一般水力+揚水水力) の設備容量は約 50.01百万 kW(5,001万kW)ほど。
• 年間発電量は 約800~900億 kWh を推移しており、全発電電力量(火力・原子力・再エネ含む)のうち 約8%前後 を占めています。
• 最新の割合では、2024年の数字で自然エネルギー電力比率が26.7%の中、水力発電が約7.9%を占めたことが報告されています。
つまり、水力発電は日本の再生可能エネルギーの中でも中核のひとつであり、安定電源としての価値が高いと言えます。
家庭でどれくらい使われているか?
「家庭でどれくらい使われているか」という観点でいうと、具体的なデータは「家庭単位で水力分だけを使っている割合」までははっきりした統計は少ないですが、以下のようなことが分かっています:
• 日本の家庭の電力使用量(平均)は1世帯あたり 年間約4,000~4,500 kWh 程度と言われています。
• 水力発電全体の年間発電量(800~900億 kWh)がこの家庭使用量で割ると、日本全国の何千万世帯分の電力に相当すると考えられます。たとえば、900億 kWh ÷ 4,500 kWh ≒ 約2000万世帯分ですが、もちろん配分・送電損失・その他の用途(産業・公共施設など)を考えると、家庭向けに直接「水力だけで賄っている」わけではありません。
要するに、水力発電は日本の電力供給の土台の一部であり、家庭でも間接的にはかなり使われているが、「家庭専用にどれだけ使えているか」は電力会社からの供給体制や契約によるところが大きいということです。

水力発電のメリット・課題
メリット
• 天候変動の影響を受けにくく、比較的安定した発電が可能。雨が続かなくても、ダムの貯水量や河川の流れによって調節が可能。
• 燃料費が不要。水の落下・流れを使うので、運用コストが低め、維持管理さえきちんとすれば長期間使える。100年を超えて稼働している発電所もあるという報告があります。
• 国産資源であること。輸入燃料などの依存を下げることに貢献します。
課題
• 大規模ダムの建設には資本コスト・環境負荷・土地取得や住民合意など、多くの時間とコストがかかる。未開発地点もあるが「包蔵水力」(開発可能な水力資源)が環境・法規制で動かしづらいことが多い。
• 減少傾向の発電所もある(休止・廃止されたもの)、老朽化による更新の必要性。
• 流域の水量変動(少水期・降雨不足など)による発電量の変動。自然そのものが影響を与える。

水門・水利施設のDX化と遠隔制御/監視の実例
ここからは「水力発電所だけでなく、それを支える施設(水門・水路・調整池など)」でどう遠隔制御・監視が行われているか、そしてMICSのような監視システムがどこまで応用できるかを調べた例です。

これらの事例は、「水力発電所ではない施設でも、水を制御する門・ダム・水路」でDX(デジタル化・遠隔操作・監視カメラなど)を用いることで、労力削減・迅速対応・安全性向上が実際に可能であることを示しています。
MICS的な監視システムとの親和性・将来の可能性
“MICS”という名前にこだわらず、高解像度カメラ・ズーム・夜間監視・遠隔操作とモニタリングができるシステムを指すとすれば、水力発電所や関連施設(水門・調整池・農業用水路)でも非常に役立つ可能性があります:
• ダム湖内部や水路の水位・堆砂状態を定期チェック → 異常を早期に発見できる
• ブレードや発電機の外壁・構造物のひび割れなどの視認チェック
• 水門の開閉状態を映像で確認できれば、誤操作や故障に気づきやすい
• 夜間や悪天候時でも遠隔地から状況把握できる
MICSのような監視能力を持っていれば、現地の高所作業や危険な出水時に作業員を派遣する前に安全性を確認し、予防保全ができるようになります。

結論:水力発電はどうか?そしてどこまで役立つか
• 水力発電は日本で「安定電源」として一定の存在感があり、年間発電量・割合も再エネの中では高い(約7〜8%)レベル。燃料コストが不要で、長期間稼働可能な点が強み。
• ただし、新しい大規模施設の開発は環境・コスト・許認可のハードルが高く、増やすのは簡単ではない。小水力・未利用資源の活用が今後の鍵。
• 水門・農業用水路などでのDX・遠隔操作/監視の取り組みは、人的コスト・安全性・迅速対応の面で大きなメリットがある。MICS的な監視システムを導入することで、水力に関わる施設全体の運用効率・安全が上がる可能性大。
次回は、「バイオマス発電所建設におけるMICS活用」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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