モノレールの工事を管理
🚝 モノレール工事での使い方とは?沖縄工事でのMICS活用事例
おはようございます!
アシストユウの小幡です。
今日もブログに来ていただきありがとうございます😊
今回は「モノレール工事での使い方とは?」というテーマで、実際に沖縄で行われたモノレール工事での移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICS(ミックス)の活用事例をご紹介します。
現場を管理する仕組み
沖縄のモノレール工事と特殊性
沖縄といえば、日本で唯一モノレールが走っている地域です。那覇市内を走る「ゆいレール」は観光や通勤の足として欠かせない存在ですが、その延伸工事や保守には特殊な施工方法が求められます。
モノレールの工事は、通常の道路や橋梁工事と違って「市街地の高架上」で行われるのが特徴。周囲は人や車の往来が多く、工事中も交通を妨げないように進めなければなりません。そのため、部材の搬入・設置には高い精度と安全性が求められます。

多軸車両とMICSの組み合わせ
モノレール工事で重要なのが「多軸車両」という特殊な大型運搬重機です。これは橋梁やモノレール桁のような巨大で重量のある部材を運ぶために使われます。特徴は、複数の車輪が連動して動き、重い荷を安定して運搬できること。そして驚くことに、この多軸車両はリモコン操作で動かすんです。
しかし、ここで問題があります。リモコン操作をするのは人間なので、わずかなズレが命取りになります。数十トンもある桁が少しでも傾けば、搬入失敗や事故につながる危険があるのです。
そこで登場するのがMICSです。
MICSでリアルタイム監視
沖縄のモノレール工事では、多軸車両の端にMICSを設置しました。これにより、部材の動きや周囲の状況をリアルタイムで映像確認できます。
具体的には:
• 👷 多軸車両は2名でリモコン操作する
• 📹 その端にMICSを設置し、ズレや揺れを監視
• 👨💼 工事所長がモニター越しに映像を見ながら全体をチェック
• 📢 必要に応じて作業員へ指示を出す
この流れによって、「部材を運搬 → 所定位置に設置 → ジョイント」という工程を安全かつ確実に行うことができるのです。

MICSのメリット
このようにMICSを導入することで、モノレール工事は大きな恩恵を受けています。
1️⃣ 安全性の向上
重量物の搬入中、目視だけでは確認できない細かいズレも、映像で把握可能。事故を未然に防ぐことができます。
2️⃣ 効率化
所長が遠隔で全体を見ているため、指示系統が明確になります。作業員が無駄に動くことがなく、スムーズに進行。
3️⃣ リアルタイム共有
MICSは映像をクラウド経由で複数人が確認できるため、現場だけでなく事務所や本社からも状況を把握可能。大規模工事においてもスピード感のある意思決定ができます。

工事の流れとMICSの役割
モノレール桁を運び込む流れを簡単にまとめると:
1. 工場で製作された桁を現場まで運ぶ
2. 多軸車両に載せて施工箇所まで移動
3. MICSで監視しながらリモコンで慎重に動かす
4. 所定の位置に桁を据え付け
5. ジョイントして固定
この一連の流れで「MICSがあるかどうか」で、安全性と効率性は大きく変わります。映像がなければ、作業員の勘と経験に頼るしかなくリスクが増えますが、MICSがあれば客観的な映像データで判断できるのです。
まとめ 🚝
モノレール工事は、都市部で行われる難易度の高い工事です。特に多軸車両による重量部材の搬入・設置は、わずかなズレが大事故に直結するため、精密な監視が欠かせません。
沖縄の工事では、MICSを端に設置し、リモコン操作を映像で確認することで、安全かつ効率的に工事を進めることができました。所長がリアルタイムに判断し、作業員に指示を出す体制は、まさに「現場の目」としてのMICSの真価を示しています。
これからもMICSは、橋梁やモノレールといった大規模工事の裏側で、安全を守る頼れる存在として活躍し続けます✨

次回は、「地方鉄道で管理するためのカメラとは?」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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