クマ被害からどう守る?

おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただきありがとうございます。
🐻 緊急テーマ:観光地でもクマ出没!秋の被害、どう身を守る?
紅葉シーズン、温泉地、山道、観光地――クマの出没リスクは決して“山奥だけの話”ではなくなってきています。最近の岩手県などでの被害事例もあり、観光施設・旅行者・地域住民ともに備えが不可欠です。
今回は、最近の事案を交えながら、「どう守るか」「技術でできること」に焦点をあててお伝えします。
📰 最近の被害例:岩手・温泉地での衝撃
岩手県での被害状況
• 岩手県では、2025年4月〜10月15日の間に 29件、30名 のクマによる人身被害が報告されています。
• 県は「秋になりクマのエサとなるブナ類の不作が懸念され、人里への出没増加が見込まれる」と予告しています。
温泉地での悲劇:瀬美温泉付近の事案
2025年10月8日、岩手県北上市の瀬美温泉付近で、浴場の従業員とみられる男性がクマに襲われ、その後遺体が発見されました。
報道によれば、露天風呂の近くの柵にクマの毛が残されており、そこから侵入した可能性があるとの情報も。
この地域では別の被害も近くで発生しており、同一個体または関連クマの可能性も指摘されています。
こうした事例から、観光地や温泉地、紅葉スポットでも「クマ対策ゼロ」は危険であることが明らかです。
🛡️ クマから身を守る基本的な対策
まずは、旅行者や施設利用者ができる基本的な防御を確認しておきましょう。
• 複数人で行動する
• 音の鳴るもの(鈴・ラジオなど)を携帯し、定期的に音を出して人の存在を知らせる
• 登山・散策は明るい時間帯に限定
• 蜜柑・果物・弁当・食べ物残などを持ち歩かない・管理徹底
• クマ用撃退スプレー(許可・指定されたもの)を携行
• 出没情報を現地自治体等で事前チェック
ただしこれらは“個人の備え”として重要ですが、施設・地域レベルでのシステム的対策も求められます。
🔍 技術でできること:AI × カメラ × 威嚇機能の連動防御
観光地・温泉地・山中施設で導入すべき、先進技術を使った防御例を紹介します。
① AIカメラによるクマ検知システム
• 富山市で、AIカメラと防災無線を連動させ、クマを即座に察知し、住民に警報を出す実証実験が始まっています。
• 富山市では既に、15台のAIカメラを設置し出没情報を防災無線で住民に伝える仕組みを拡充中という報道も。
• AIを活用した「クマ遭遇リスクマップ」も公開されており、過去の出没実績と地形・植生など環境データを組み合わせ、遭遇危険度を可視化しています。
これらは「出没しそうな場所」をあらかじめ高リスクゾーンとしてピックアップでき、効率よくカメラや警備リソースを配置する手助けになります。
② 威嚇連動・アラート出力機能との統合
AIでクマを検知したら、次のような連動が可能です:
• スピーカーからの警告音・音声メッセージ
• フラッシュ光・ライト点滅でクマを威嚇
• 自動アラート通報(スタッフ、警察、猟友会など)
• 撃退スプレーなどの自動起動装置(実用化には安全性・許可が重要)
こうした構成を、MICS AI(映像+解析統合システム)と組み合わせれば、施設・観光地・温泉街などでの早期対応能力を大きく向上させられます。
③ 研究事例:遠隔地での自動検知と威嚇システム
学術レベルでは、チベット高原を対象に「コンピュータービジョン+IoT」を使ったクマ自動検知・威嚇システムが提案されています。映像で熊をリアルタイムに識別し、低消費電力かつ遠隔地での運用を想定したものです。
このような技術を、観光地・温泉地仕様に応用できれば、より安心安全な観光環境を作る力になります。
📌 まとめ:地域・施設で守る“次世代クマ対策”
秋の観光シーズン、紅葉や温泉を目的に訪れる人々にとって、”クマの出没”は想像以上に現実的なリスクです。岩手での被害例は、山間部以外の施設で襲撃に及ぶ可能性を如実に示しています。
施設・地域でできる対策の柱は、
1. リスク予測・危険地帯の可視化(クマ遭遇リスクマップなど)
2. AIカメラ・検知システム導入(未然にクマを察知)
3. 威嚇/アラート連動機能(音・光・通知など)
4. 旧来の対策との併用(スプレー・音出し・施設構造改善)
そして、MICS AIとの連携により、映像と解析・応答機構を統合することで、“見つけるだけで終わらない”実践的防御が可能になります。
観光業者、自治体、施設運営者がこうした仕組みを取り入れることは、安全性の向上だけでなく、観光地としての信頼性を生み出す材料にもなり得ます。
次回は通常ブログに戻します。
次回は「海の家を、海水浴場の安全・安心を守る」についてお届けします!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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