屋外で使う防水・防塵の基準は?

🔎 IPってそもそも何なの?防水・防塵規格の基礎知識
おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回は「IPってそもそもなんなの?」というテーマで
現場でカメラや通信機器を扱っていると、必ず耳にするのが「IP規格」という言葉です。
「IP66」「IP67」など、数字だけが独り歩きしていることも多いですが、そもそもこのIPって何?という疑問にお答えします。
屋外でも向いているIPがある?
🏛 IP規格の歴史
IP(Ingress Protection:侵入に対する保護)規格は、
IEC(国際電気標準会議)によって定められた国際規格です。
• 1960年代:工場用機械や電気機器の保護レベルを示すために策定
• 1980年代:防水性能に関する等級が細分化され、国際的に普及
• 現在:スマートフォン、防犯カメラ、建設機器まで幅広く採用
特に屋外で使う機器では「どれだけホコリや水に強いか」が性能に直結するため、必須の指標となっています。
📊 IPの数字の意味
IPの後ろにつく 2桁の数字 には、それぞれ明確な意味があります。
例)「IP66」=「粉塵が完全に入らない」+「強力な水の噴射にも耐える」
🧱 防塵等級(第1数字)
💧 防水等級(第2数字)
💡 実際の現場でのポイント
• 数字が大きい=万能 ではない
→ 例:IP67は水没に強いが、IP66のようなジェット噴流には弱い場合がある。
• 使用環境に合わせる
→ 工場や建設現場ならIP66以上が実用的。
→ 水中機器ならIP67やIP68が必要。
✨ まとめ
• IPは Ingress Protection(侵入保護) の略
• IECが定めた国際規格で、防塵と防水の2つの性能を数字で示す
• 数字が大きいほど強いわけではなく、環境に適した等級を選ぶことが重要
• MICSでは屋外利用を考え、防塵+噴流水に強いIP66 を採用している
次回は「海の家を、海水浴場の安全・安心を守る」についてお届けします!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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現場からは以上です。
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