擁壁崩壊からどう身を守る?

おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただきありがとうございます。

緊急ブログ!「擁壁の破損で建物が崩壊?」 ~宮崎での事例と技術でできること~ 🏚️

活躍するのはカメラ

📰 宮崎で起きた擁壁崩壊事故の最新事例
宮崎で、先日大雨によって 高さ約4メートル、幅約30メートル の擁壁が崩れ落ち、隣接する住宅敷地へ土砂が流入したという報道がありました。
また別のニュースでは、高さ4〜5メートルの擁壁の破損により、その上に建っていた2階建て住宅が全壊する事例も報じられています。
こうした崩壊は、斜面地や高低差のある土地ではとても怖い現実です。擁壁の損傷は建物被害へ直結するリスクがあるため、事前のチェックと早期発見が不可欠となります。
また、全国的な統計では、擁壁や法面、斜面構造物の点検対象は 200万箇所以上 と言われており、どの地域にもこうした脆弱性が存在する可能性があります。

🛠️ 「移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICSは地面のヒビ割れを検知できないのか?」というご質問に
擁壁の亀裂や地表のひび割れを、映像解析で検知できないか、というお問い合わせもよくいただきます。
答えは、「技術的には可能!」。
具体的には 画像解析技術 を使って、以下のような変化を捉える方向での開発が可能です:
• 擁壁面や地面の細かなひび割れ線を高解像度で撮影
• 時間経過で微細な変化(亀裂が拡がる、線が濃くなるなど)を AI に学習
• 異常と判断したらアラートを発報
ただし、ひび割れは照明・影・風雨など条件の影響を強く受けるため、撮影条件・カメラ性能・学習データ量が精度を左右します。

🚗 車載方式でのモバイル検知:空港からの依頼事例
さらに面白い案件として、「車両に撮影装置を搭載して巡回し、擁壁や法面をチェックできるシステムを作れないか?」というご相談もいただきました。
実は、車に取り付け可能な固定金具の特許を取得しており、すでにある現場でパトロール用途として実運用されています。
この方式なら、道路を通行しながら擁壁やその周辺構造を自動撮影・解析することができ、定期点検の負担を大きく下げることができます。

🔄 事例と技術を組み合わせて課題を解く
擁壁の崩壊を防ぐには、ただ待っているだけでは足りません。
以下のような技術と運用の組み合わせが鍵になります:
1. 定常撮影とヒビ割れ検知 AI
擁壁面を定期的に撮影し、ひび割れや変形を自動検出
2. 遠隔通知と監視連動
MICS と繋いで、撮影映像と解析結果をクラウドで管理。異常を検知したら監督者へ通知
3. 車載巡回方式
道路経由で撮影を行い、広域をカバーするパトロール機能を併用
4. 補修・予防対応
検知した亀裂に対して早期補修、排水改善、支保工設置など対応
こうした多面的なアプローチによって、擁壁損傷 → 崩壊 → 建物被害という連鎖を断ち切ることが可能になります。

📌 まとめ
• 宮崎県内でも、擁壁崩壊によって建物が全壊・土砂流入する事例が発生しており、擁壁損傷のリスクは全国的課題。
• 擁壁・斜面構造物は全国で200万箇所以上存在しており、点検対象は膨大。
• MICS を使った画像解析によって、擁壁のひび割れ・変形も検知可能になる可能性がある。
• 車両搭載型の撮影システムと組み合わせれば、広域巡回による効率的な点検も実現できる。
• 技術と運用を組み合わせてこそ、被害を未然に防ぐ「見える化システム」が現場を守る支えになります。
これからも、AI・監視技術の力で現場の安全を支え続けたいと思います。

次回は「ドローンに乗せて巡回できる?」について詳しくご紹介します!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

現場の皆さん、危険な現場も検知できる仕組み作りたいなどあれば
是非お問い合わせください。

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現場からは以上です。

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