GPSは国によって違う?

おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、「他国のGNSS(GLONASSやGalileo)の仕組みとGPSとの違い」というテーマで、
GPSの深堀をしていきます。
GPSの色々
🌏 他国のGNSSとGPSの違い
〜GLONASS・Galileo・BeiDouを比較〜
現場で位置情報を使うとき、よく耳にするのが GPS。
でも実は、世界にはGPS以外にも複数の「GNSS(全球測位衛星システム)」があります。
今回は代表的な4つを比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
🛰 世界の主要GNSS
🔍 仕組みの違いと特徴
1. GPS(米国)
• 1978年から運用、現在30基前後が稼働
• 長年の実績と世界的普及率の高さ が強み
• 軍事用と民間用で周波数が分かれ、民間はやや精度が落ちる
• メリット:対応機器が圧倒的に多い
• デメリット:アメリカの政治・軍事判断で制限される可能性
2. GLONASS(ロシア)
• 24基前後で運用、高緯度に強い設計
• GPSと組み合わせると山間部や北国で精度向上
• メリット:寒冷地やロシア周辺で有利
• デメリット:衛星数がGPSよりやや少なく、精度が落ちる場合あり
3. Galileo(EU)
• 最新のGNSSで、2016年正式運用開始
• 民間向けに高精度(数十cm)を目指し設計
• メリット:商用精度が高く、都市部での測位が安定
• デメリット:まだ衛星数が少なめで、単独運用だとカバーにムラあり
4. BeiDou(北斗・中国)
• 中国主導で2012年からグローバル展開
• アジア圏での衛星可視数が多く、信号が安定
• メリット:アジア・太平洋地域では特に精度良好
• デメリット:一部周波数や機能が中国国内向けに最適化
📊 比較表(メリット・デメリット)
💡 どれが一番いいのか?
結論から言うと、単独より複数GNSSを併用するのがベスト です。
近年のスマホや測位機器は「GPS+GLONASS+Galileo+BeiDou」の複合受信に対応しており、
これにより衛星の見え方が増え、ビル街や山間部でも測位が安定します。
✅ まとめ
• GNSSは複数あり、それぞれ得意分野が異なる
• 地域や用途に合わせて複数併用が精度アップの鍵
• 現場用機器は「マルチGNSS対応」を選ぶと失敗しにくい
次回は、事例を紹介します。「リニアで使えるネットワークカメラとは?」 について解説します!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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