画像処理の限界とは?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、「画像処理しても無理”なカメラの特徴」というテーマで、
防犯カメラの“見えなかった”失敗例や、どんなカメラでは画像処理しても限界があるのか?をわかりやすく解説します。

映像の解像度は重要

「画像処理すれば見える」は、すべてのカメラで通用するわけではない
前回の記事で、画像処理は軍事から始まり、今では身近な技術として広がっていることを紹介しました。
でも実際の現場では、「画像処理してもどうにもならなかった」という例も多くあります。

画像処理しても“限界がある”カメラの特徴とは?
以下のようなカメラや設定環境では、画像処理をしても“どうにもならない”ケースが発生します。
❌ 1. 元々の画質が低すぎるカメラ
• 解像度がSD(640×480)やVGAレベル
• 夜間の赤外線性能がほとんどない
• そもそも映す距離とカメラ性能が合ってない
➡ この場合、画像処理しても“ぼやけた人影”のまま。
ない情報は補正できません。

❌ 2. 保存期間が短く、肝心な時に消えている
• 安価なレコーダーで「3日だけ録画」
• 書き換えられて上書きされている
• クラウドにアップされておらず本体だけの保存
➡ 「あとで見よう」が通用しません。
証拠の前提は“記録がある”ことです。

❌ 3. クラウド保存の画質が極端に低い
最近はクラウド型のカメラも増えていますが…
• ネット回線が遅いため自動で圧縮される
• 記録時に画質を“低画質モード”にしている
• 遠隔確認用で高画質では録画されていない
➡ 実際にクラウドから再生しても、「こんなに荒いとは…」というケースも。

❌ 4. 録画されるフレーム数が少なすぎる(コマ落ち)
• 1秒に1コマだけ撮影(1fps)
• スムーズな動きが記録されず、瞬間的に人が“ワープ”したような映像
➡ 車上荒らしやすり抜け窃盗などには全く対応できません。

つまり、“カメラの画質”だけではない
一般的に「画質=カメラの性能」と思われがちですが、
実は画質を左右するのは カメラの選定+録画+保存+クラウド設定のすべてです。

移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス通称:MICS(ミックス)は“最初から見える”“残せる”を前提に構築
MICSでは、こうした現場の課題を踏まえて、
• 高感度カメラで夜間でも見える
• 保存もクラウドも高画質で録画
• 長期保存・遠隔確認にも対応
• エッジAIで必要なデータだけを圧縮・通知
つまり、後で「見えなかった」ではなく、最初から「しっかり記録されている」を当たり前にしています。

まとめ:「画像処理すればどうにかなる」は過信。最初の選び方がすべて
画像処理は確かに便利な技術ですが、
どんなカメラでも魔法のように鮮明にすることはできません。
だからこそ、現場の目的に合わせて、“ちゃんと映る・残る”環境を最初から作ることが一番の近道なのです。

次回は、「“録画できてる”は安心ではない!再生確認の落とし穴」についてお話します。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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現場からは以上です。

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