遠い国の地震でも日本に津波が来る理由とは?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

いつも読んでいただきありがとうございます!

今回は、「遠く離れた場所で地震が起きたのに、なぜ日本に津波が来るのか?」というテーマでお届けします。
まさに今、カムチャツカ沖での大きな地震による津波が、日本沿岸に影響を及ぼしており、
「震源はロシアなのに、なんでうちの浜に波が?」と疑問に感じた方も多いはず。
では、その仕組みを、現場目線でわかりやすく解説していきます!

津波の知識

🌏 地球は「プレート」でできている!
まず大前提として、地球の表面は“プレート”という岩盤でできた巨大なパズルのようなもので、
このプレート同士がぶつかったり沈み込んだりすることで、地震や津波が発生します。
日本周辺は、実はこんなにもプレートが重なり合う超“地震多発エリア”なんです。
プレート名 特徴
太平洋プレート 東から日本列島の下に沈み込んでいる
フィリピン海プレート 南側から日本列島の下に押し込まれている
ユーラシアプレート 日本海側に広がる大陸側のプレート
北米プレート 北海道・東北にかかるプレート
たとえば、今回のカムチャツカ沖のような震源は「太平洋プレート」上で起きたもの。
このプレートは日本の下に向かって沈み込んでいるため、
遠く離れていても“プレート経由”でエネルギーが日本に伝わってくることがあるのです。

🌊 津波は“揺れ”ではなく、“海底の変形”で起きる
よく勘違いされがちですが、津波の原因は“地震の揺れ”ではありません。
正確には、海底がズドンと持ち上がるor沈み込むことで、海水が押し上げられることで起こります。
つまり、
• 海底のプレートが急に跳ね上がる
• そのとき上にあった海水が一気に移動する
• 波となって広がり、数時間かけて遠くの国の海岸にも届く
という流れです。
💡つまり、海底地震なら「距離が遠くても津波は届く」可能性があるということなんですね。

🗻 海底には“海山”や“海嶺”もあり、波の進み方に影響する
さらに面白いのが、「津波はまっすぐ進むわけじゃない」ということ。
海底の地形――海山(かいざん)や海嶺(かいれい)といった地形の凸凹が、津波のルートを変えてしまうのです。
具体的には:
• 海底に山があると、津波の方向が曲がる(屈折)
• 海底の谷(トラフ)では津波のスピードが変わる
• 地形によっては、本来のルートからそれて日本に到達することもある
つまり、
震源から直接“まっすぐ”津波が来ているわけではなく、海底の山や谷を「バウンド」しながら届くこともあるんです。

📷 だからこそ、移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス通称:MICS(ミックス)のカメラは“海沿い”で見守っている
アシストユウでは、こうした「遠く離れた地震による津波」も想定し、
海沿いの自治体と協力しながら、MICS+AI-KIDsを使って海岸のリアルタイム監視を行っています。
現在は、
宮﨑・江の島・徳島・豊橋・山形など、設置場所を全国に拡大中!
さらに、
• 自治体のHPやYouTubeと連携して住民に向けて配信
• 避難指示が出ても見に来てしまう人の抑止力として活用
• 「海のようすを家から見られる仕組み」をつくる
ことで、“見に行く前に見える”防災をサポートしています。

🚫 最後に:遠くの震源でも油断しないで!
「ロシアでの地震?関係ないでしょ」
――そんな風に感じるかもしれません。
でも、プレートや海底地形の影響で、
数千km離れた震源の津波が日本に届くことは現実に起きています。
見に行きたくなる気持ちはわかりますが、
どうか、避難指示が出たときは海には近づかないようにしてください。

📘 まとめ:「遠くの震源でも津波が届く」には理由がある!
• 地球はプレートでつながっており、津波はプレートの動きで発生する
• 津波は“揺れ”ではなく“海底の変形”で起きる
• 海底地形が波のルートを変えるため、予想外の場所に届くことも
• MICSは全国の海岸でカメラによるリアルタイム監視を強化中!

次回は、「MICSが台風で海に流されたことがある!」についてお届けします!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

現場の皆さん、防犯としても使いたいけどどの種類がいいのなどあれば、
是非お問い合わせください。

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上記より友達登録の上、メッセンジャーにてDM、メッセージをお送りください。
現場からは以上です。

追伸
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