教えて!閉域網ってなに?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、「閉域網(へいいきもう)って出てきたけど、それってなに?」というテーマで、
このちょっと難しそうな言葉の意味と、その背景にある歴史、そしてなぜ今も使われているのかをご紹介します。
閉ざされた空間を作る
閉域網とは?=インターネットと切り離された“特別な通信空間”
閉域網とは、かんたんに言うと:
🌐 インターネットにつながっていないネットワーク
🛡 決められた人・機器・場所だけが通信できる
🔒 外から入れず、外にも漏れにくい閉ざされた仕組み
まさに名前のとおり、“閉じた通信の世界”です。
たとえば:
• 警察や自衛隊のネットワーク
• 官庁の内部専用システム
• 銀行や発電所の通信設備
など、「誰でもつながってはいけない場所」では当たり前の技術です。
なぜ閉域網が作られたの?
昔、インターネットが今ほど普及していなかった頃、
大事なデータをやりとりする組織ではこう考えていました:
「情報が盗まれたら終わりだ」
「インターネットは便利だけど、危険も大きい」
そこで、
• 通信の経路を自分たちだけに限定
• アクセスできる人や端末も制限
• 情報が外に出ないようにガード
という発想から、閉域網という“専用の道”をつくるようになったのです。
歴史的には、金融・防衛・政府機関が中心だった
• 1990年代~:金融機関でATMや送金ネットワークに導入
• 2000年代~:自治体の住民基本台帳ネットワーク(J-LIS)などで活用
• 現在では:医療・防災・物流・電力・カメラ監視などにも拡大
つまり、「絶対に漏れてはいけない」「信頼性が命」の通信が必要な場面で、今も進化し続けている技術なんです。
移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス通称:MICS(ミックス)でも閉域網は“最強クラスのセキュリティ対策”
たとえば大規模なイベント警備でMICSを使ったとき、
• 通信は閉域網専用SIM
• 映像は閉域クラウドへ
• 閲覧端末は1台ずつ制限
というように、“インターネットを一切通さない通信”を構築して運用しました。
このように、MICSは閉域網への対応力を持ったカメラシステムなんです。
閉域網は「守りたいものを、通信の世界ごと守る」方法
• パスワードで守る
• アクセス制限で守る
それでも不安なときに、そもそも“つながらない”空間をつくるのが閉域網。
だからこそ、情報セキュリティが重要な現場では、今も選ばれ続けています。
まとめ:閉域網=“安全を通信そのものから作る”考え方
閉域網は、新しい技術というよりは、
昔からずっと「安全第一」で使われてきた考え方なんです。
MICSのように、
「つながるカメラ」ではなく「つなげる相手を選ぶカメラ」として使うとき、
この閉域網の仕組みは非常に有効です。
次回は、「緊急ブログ!ロシア・カムチャツカ半島沖の地震による津波」をご紹介します!
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