無制限SIMは存在しない?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、「無制限SIMってどういう意味?」というテーマで、
“無制限”という言葉の本当の中身と、通信の現実的な限界についてお話します。

実は無制限はない?

「無制限」と聞いても、実は本当に“制限なし”とは限らない
近年、さまざまなSIMプランで「無制限通信」とうたわれる商品が出ていますが――
実質的に本当に制限がない通信は、ほとんど存在しません。
一見、
・データ量使い放題
・動画も配信も制限なし
・ ずっと高画質でつながる
ように思えますが、そこにはいくつかの“条件付き”の工夫や制約があります。

「無制限SIM」は、通信事業者が“負担を背負っている”形
たとえば、以前楽天モバイルが「無制限プラン」を打ち出した際――
実は、楽天は自社エリア以外で接続が発生すると、
KDDIにオーバー分の通信料を支払う契約になっていました。
つまり:
ユーザー:「無料で使える!」
楽天  :「裏でKDDIに支払い」
→ 結果的にユーザーが直接支払っていないだけ
という構図になっていたのです。
このように、「無制限」は誰かがコストを負担することで成り立っているわけです。

キャリアだからできる「ネットワーク内完結型の無制限」
ドコモ・KDDI・ソフトバンクといった大手キャリア(MNO)であれば、
自社ネットワーク内で通信が完結するため、
• 帯域のコントロールがしやすい
• コスト負担を内部で調整できる
• “特定の条件下なら”無制限を提供できる
というインフラと資金力の裏付けがあります。

一方、MVNO(格安SIM業者)は“帯域の仕入れ制限”がある
MVNO(MICSなどでよく使う事業者)は、大手キャリアの回線を借りて使っているため、
• 帯域の一部を契約して使っている
• 通信が混み合うと“通信制御(速度制限)”が入る
• 無制限をうたっていても、実際は速度制限や帯域制限がある
など、“実質制限付きの無制限”であることが多いのです。

もう一つの手法:「画像圧縮・解像度低下による節約」
一部の事業者は、“無制限”を維持するために:
• 映像の画質を自動的に下げる(例:HD → SD)
• 画像を圧縮して送信(リアルタイム映像にノイズが入る)
• 一定の容量を超えるとバースト通信(瞬間だけ早く、基本は遅い)
という通信量を見かけ上抑える方法を用いています。
結果として:
「映像は届くけど、画質が悪い」
「モニター映像が荒れて見えづらい」
「リアルタイム性が落ちる」
といった問題が発生することもあります。

まとめ:「無制限」と書いてあっても、“中身を見る”ことが大事
MICSのように映像を扱うシステムでは、
通信の“実質的な自由度”が運用のカギになります。
だからこそ、SIM選びでは:
• 本当に無制限なのか?
• 映像品質が下がっていないか?
• バックボーンはどこなのか?
• 誰がどこで負担しているのか?
をしっかり見極めることが必要です。

次回は、「横文字が出てきたけど、MVNOってなに?」をお届けします。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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