赤外線カメラでも夜は撮影できない?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
ちょっと前の記事でも少し触れましたが、今回は「赤外線カメラって夜は本当に安心なの?」というテーマでお話したいと思います。
赤外線対応だけでは信用してはダメ
最近では、「赤外線対応」と書かれた防犯カメラがたくさん売られています。
その言葉だけを見ると、「夜でもバッチリ映るんでしょ」と思ってしまいがちですが、実はそこにはちょっとした落とし穴もあるんです。
まず、赤外線カメラってどうやって映像を捉えているのか。
これは、人の目では見えない赤外線の光をカメラが出して、その光が物体に当たって跳ね返ってきた光をセンサーで読み取って映像にしています。
つまり「光を飛ばして、その“返ってきた距離”までしか映らない」んですね。
この仕組み上、光が届かない場所は映りません。
たとえば、木の影や壁の裏、遠くにある暗闇の奥の方は、赤外線では感知できないこともあります。
暗闇を全部見渡せると思って使ってしまうと、「見えない死角」が思った以上に多いということになってしまいます。
そしてもう一つ大事なのが、「赤外線が届く距離」です。
これはカメラの機種によって大きく異なります。
一般的な家庭用カメラであれば、せいぜい5〜10メートルくらいが限界です。
玄関や駐車場くらいの距離なら問題ありませんが、広い敷地や道路向かいまでをカバーしたい場合は「赤外線の到達距離」が長いモデルを選ぶ必要があります。
さらに、カメラによっては赤外線の強さや画質にも差があります。
同じ「赤外線対応」と書かれていても、夜間の映像がぼやけていたり、動く人物の顔が判別しづらかったりということもあるので、実際の映像サンプルなどを見て選ぶと安心です。
また、赤外線は白黒映像になるものが多いです。
「カラーで映る夜間カメラ」としては、赤外線ではなく低照度カラーカメラ(スターライトカメラ)など別の技術が使われています。
当社は「カラーナイトビュー」と言っています。
カラーでしっかり映そうを推奨しています。
なので、「夜でもカラーで確認したい」という方は、赤外線じゃなく“暗所カラー対応”かどうかもチェックポイントになります。
要するに、「赤外線がついていれば夜も安心!」ではなく、
✔ どのくらいの距離まで映るのか
✔ 光が遮られる場所はないか
✔ 白黒で大丈夫か、それともカラーが必要か
こういった条件をちゃんと見たうえで、選ぶことが大切です。
せっかくカメラをつけるなら、「見たいものがちゃんと見える」ことが一番ですよね。
夜の安心感を得るためにも、赤外線の特徴と限界をしっかり理解して、防犯カメラを上手に選んでいただければと思います。
次回は「防犯カメラを選ぶ時に、どんな点に気をつけたらいいのか?」というテーマでお話します。お楽しみに!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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現場からは以上です。
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