心のケアをどうする?
おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただきありがとうございます。
🔔 テーマ:緊急ブログ!いじめが増えていく現状をどう防ぐ?
今日は重いテーマになりますが、とても大切なお話です。
最近の報道では、いじめの認知件数が過去最多となっており、学校だけでなく、家庭や地域・オンラインの“気づきにくいいじめ”が増えてきていることがわかっています。
こうした状況の中、「どうやって防ぐか」「どうやって支えるか」を一緒に考えてみたいと思います。
AIでも判断できるようにする必要があるのか?
1. 現状:いじめ認知件数・重大事態の増加
• 令和6年度の調査で、全国の小・中・高校・特別支援学校における“いじめの認知件数”が76万9,022件となり、前年度比で約5.0%増加しました。
• また、「重大事態」とされるいじめの件数も過去最多となっており、そのうち約3割以上が、教員等が“いじめ”とは認知せずに対応が後手になったケースだと報告されています。
• さらに、学校現場の調査では、東京都でも、いじめの認知件数が前年度比で7,727件増加し、77,479件に上っています。
つまり、「いじめが見つかり、報告される」件数が増えており、背景にはSNS等のネット空間の拡大や、被害の潜在化・隠蔽化があると指摘されています。
これを受けて、「どうしたら“未然に防げるか”」が、教育・家庭・地域での大きな課題になっています。

2. 支援の輪:相談・窓口・NPO、でも難しさもある
いじめを防ぐために、既に動いている支援体制もあります。
• 各自治体・学校には 相談窓口 が設置されており、被害に遭っている子ども・家庭が声をあげられる仕組みが整備されています。
• また、いじめ防止を目的に活動する NPO法人 や地域団体も数多く存在し、「見守り」「声かけ」「心理ケア」の場を作っています。
• 心理ケアやカウンセリング、子どもの心のケアに特化した専門機関も増えてきています。
ただ、本人・周囲・学校のそれぞれで“どうしたいか”を明確にする難しさがあります。
• 被害にあっている子どもが「誰にも相談したくない」「出したくない」「普通に戻りたい」と思っていることも多く、SOSが出ないこともあります。
• 周りの大人(保護者・教師・地域)が「何かおかしい」と気づいていても、どう接すればいいか分からず、言い出せないまま時間が過ぎる場合も少なくありません。
• また、カメラやモニタリングを強化すれば安全性は上がるかもしれませんが、プライバシーや心理的負担の観点から「どこまで守るべきか」「どこまで見ていいか」のバランスを取ることが重要です。

3. 技術の可能性:メンタルチェッカーで“見えないSOS”を捉える
アシストユウで実際に使用されたのですが、現場で注目されているのが「人の精神状態を可視化・検知する」技術です。例えば “メンタルチェッカー” と呼ばれるもので、AIを通じて体からでる周波数などから、その人の心の状態を色やスコアで示す仕組みがあります。
これは実際、離島の医療現場でも使われ、「体調不良・過度の飲酒・ストレス反応」などをモニタリングして医師の判断材料になったという報告もあります。
このような仕組みを「いじめられている側」「いじめをしてしまう側」どちらにも応用できるシステムです。
ただし、導入には慎重さも必要です:
• プライバシー保護:子どもの心の状態を“見える化”することは、触れられたくない領域でもあるため、同意や説明が重要です。
• 誤検知・過剰反応:AIが“機械的に異常”と判断してしまうと、それ自体がストレスになる可能性があります。
• 運用・フォロー体制:検知したあとに「どう支援に結びつけるか」が整っていないと、ただ“見えるだけ”で終わってしまいます。

4. 学校・家庭・地域でできること:支援の3つの柱
いじめを未然に防ぐために、私たちが現場目線でできることを整理します。
✅ ① 早期発見と声かけ
• 教師・保護者は「いつもと違う様子」に敏感になる:表情・挙動・居場所の偏りなど。
• 小さな変化(授業に集中できない、休みがち、いつもより嗜好が変わった)を見逃さず、声をかける。
• 被害と思われる子に「大丈夫?」と声をかけ、安心して話せる雰囲気を作る。
✅ ② 心のケア・支援窓口を知る
• 学校・地域での相談窓口・NPO・専門機関を把握しておく。
• “話しやすい場所”を作る:匿名でも、信頼できる大人・友だちでも構いません。
• 心理ケアの選択肢を用意しておき、必要になったらすぐアクセスできるように。
✅ ③ テクノロジーも活用しつつ配慮を忘れずに
• メンタルチェッカーの導入を検討。
• ただし、設置・運用には「説明」「同意」「運用体制」「フォローアップ」が不可欠。
• カメラを増やすだけでなく、心のケアシステム・支援ネットワークを同時に整備する。

まとめ:見えないSOSを、見える形に変えるために
いじめは「誰にも言えずに進んでしまう」ことがもっとも怖い側面の一つです。
認知件数が過去最多という現状は、「見つかっていないもの」がまだまだあるというサインでもあります。
だからこそ、
• 人の行動・心の動きを「察知」できる仕組み、
• 心のケア・支援がすぐに動ける体制、
• そして、誰もが安心して「助けを求められる」環境
この三つが揃って初めて、いじめを未然に防ぐための“次の一歩”になります。
私たちも、技術として「メンタルチェッカー」「現場支援」の仕組みを作りながら、
「見えない声を、見える支援につなげる」未来を描いていきたいと思っています。

次回は通常記事に戻します。
次回は、「こんな点検作業にも使われていた」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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現場からは以上です。
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