不審なモノからどう守る?
おはようございます🌞
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただきありがとうございます。
🛑 テーマ:緊急ブログ!「不審なモノや人」ってどうやって検知するの?〜技術で守る現場のリアル〜
イベント会場、首脳会談、祝祭、大型展示会など──人が集まり、外部からアクセスされる可能性がある場所では、「不審な人・荷物・動き」をどう察知していくかが防犯の要となっています。
今回は、「どうやって“怪しいもの”をカメラ・AIで見つけるか?」その仕組みについて、現場目線でわかりやすく解説します。
画像解析の性質
1. 不審をどう定義するか:人・物・状況の“違和感”を捉える
警備現場での“不審”は、ざっくり以下のようなパターンに分かれます。
• 人:許可を受けていない人が立ち入った、ずっと同じ場所にとどまっている、不自然な行動をしている
• 物:荷物・段ボール箱・スーツケース・バッグなどが放置されている、動かない・誰も所持していない
• 状況/環境:普段無人の入口に人が集まっている、足止めされている車両がある、ごみ箱に不審物がある etc.
この「モノ・人・状況」の“いつもと違う”をどう捉えるかが、AI・カメラシステムの腕の見せどころです。

2. 技術的に「違和感」を捉える4つの手法
実際には、いくつかの手法を組み合わせて「不審検知」の仕組みを作ります。以下、それぞれの手法を紹介します。
① “動かない物”を検知する仕組み
人が持っていない荷物・段ボール・バッグが、ある一定時間/ある範囲で動かない──これを検知する方法があり、「放置物検知(Unattended Object Detection)」と呼ばれます。
例えば、「30秒以上、誰も近づいていない荷物がこの位置にある」とAIが判断すれば、アラートを出せるようになります。
② “形・熱・物体属性”を記憶させ識別する
物体には「形」「大きさ」「熱の有無」「色」など属性があります。
AIに「この場所にふさわしくない形・大きさ・温度の物体」というデータを学習させておけば、たとえば「通常無人のこの場所に大きな段ボール箱がある」「夜間に温度が保たれている荷物がある」という“違和感”を捉えやすくなります。
学術的にも、こうした物体検知・分類技術が監視用途で注目されています。
③ “人の挙動”を監視する
単に人がいるだけでは不審とは言えませんが、以下のようなパターンは警戒対象になります:
• 許可されていない区域に入る・立ち止まる・周囲をうかがう
• 荷物を頻繁に確認している・誰かを待っているような動き
AIはこういった“異常な行動パターン”を学習して、通常動作から外れたものを検知できます。
④ “複合手法”で警備を強化する
最も効果が出るのは、上記①〜③を統合した“複合手法”です。
例えば:
• 荷物放置+人が近づかない+所定時間以上停止 → アラート
• 人が無許可区域に侵入+荷物を置き立ち去る動作 → 高リスクと判断
• カメラ+AI検知結果を警備システムに連動させ、スピーカー警告・ライト点滅・警備員呼び出しと即対応

3. 現場で使える“構築のポイント”
警備用途にこれらの手法を導入する際、現場で抑えておきたいポイントがあります。
• 設置位置・視野の確保:荷物放置になりやすい死角、立ち止まりやすい人の流れを見える位置にカメラを設置。
• AIモデルのチューニング:その場所特有の背景(人通り・昼夜・照明)を学習し、“通常”状態をしっかり作る。
• 閾値設定と誤警報対策:例えば「荷物が10分以上動かなければアラート」というように適切な時間設定をする。誤警報が多いと運用負荷が増えます。
• 発報・対応ワークフローの整備:アラートが出たらどう連携するか―スピーカー警告/警備員出動/記録保存など。
• 監視・レビュー体制:アラート+動画記録を残し、後から原因分析やモデル改善を行う。

4. アシストユウの技術「MICS AI(ミックス-エーアイ)」も、こう使える
MICS AIは、これまでにイベント・公共機関・施設などでの実績があります。
このような“不審物・人物検知”の機能も組み込むや専用に開発することで、警備をより強固にできます。
• 検知後、スピーカー/ライト/セキュリティ本部への通知と連携可能
• 少ない監視人員でも、AI+映像+発報機器で「事前防止型」の警備設計ができる
こうした仕組みによって、“起きてから対応”ではなく“起きる前に察知・警告”が可能になるんです。

まとめ
「不審なモノや人をどうやって見つけるか?」──その答えは、単なるカメラ設置ではなく、AIで“違和感”を捉え、発報し、対応する仕組みを構築することにあります。
• 荷物が所定時間動かない、
• 普段無人の場所に人がいる、
• 物体の属性(大きさ・形・温度)が場にそぐわない、
これらをAIが検知することで、警備の“後追い”から“前準備”へと転換できます。
そして、MICS AIのような技術を活用すれば、屋外のイベント・公共施設・首脳警備など、重要な場面でも「安心・安全の仕組み」を現場に実装することが可能です。
次回は通常記事に戻します。
次回は、「こんな点検作業にも使われていた」というテーマでお届けします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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現場からは以上です。
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