屋外でも綺麗な映像を提供するには?

🌊 屋外カメラのレンズを長期間キレイに保つ工夫
~海沿いの厳しい環境で培ったノウハウ~

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、「屋外カメラのレンズを長期間キレイに保つ工夫」 について、私たちの現場経験をもとに詳しくご紹介します。

屋外で使うには必要

🏝 海沿いの過酷な条件でも映像がクリア
アシストユウは、宮崎県の新別府という海のすぐそばに位置しています。
ここは美しい海景が広がる反面、カメラにとっては非常に厳しい環境です。
海から吹きつける潮風には塩分が含まれ、金属やガラスに付着すると腐食や白濁の原因になります。
さらに、夏は高温多湿、冬は急激な気温変化、そして年に数回は台風の直撃を受けます。
一般的な屋外カメラをそのまま設置すると、わずか数ヶ月でレンズが曇ったり、カバーが傷んだりしてしまい、映像品質が大きく低下します。
しかし当社では、こうした環境でもほぼ掃除なしでクリアな映像を維持できるカメラ運用を実現しています。

🔍 内部と外部、両面からの対策
1. 内部温度の安定管理
カメラ内部の温度を一定範囲に保つことで、結露や湿気によるレンズ曇りを防ぎます。
結露はカメラの映像を白く曇らせるだけでなく、内部基板や接続端子を腐食させる原因にもなります。
当社のカメラは、筐体内の温度をセンサーで監視し、必要に応じてヒーターやファンを作動させる仕組みを備えています。
2. 風の循環による湿度ムラ防止
内部の空気を循環させることで、部分的に冷えた箇所に水滴が付く「局所結露」を防ぎます。
特にレンズ周辺は外気との温度差が生じやすいため、微風をあてて常に乾燥状態を保ちます。
3. 防汚・撥水コーティング
レンズカバーには、ほこり・水滴・油分が付きにくい特殊コーティングを施しています。
雨粒が付着しても球状になって流れ落ち、乾いた後も跡が残りにくくなります。
また、潮風による塩分付着も軽減され、映像のクリアさを長期間保ちます。
4. 耐塩害・耐台風設計
海沿い特有の塩害に強い素材や塗装を採用し、金属部分はステンレスや防錆処理を施しています。
台風時の飛来物や強風にも耐える構造で、筐体の接合部やケーブルの引き込み口も水や塩分の侵入を防ぐ設計です。

👷 長年の現場経験が生んだノウハウ
これらの工夫は、机上の設計だけでなく、長年の屋外運用の経験から生まれたものです。
私たちは過去、海沿いや台風常襲地帯でのカメラ設置・運用を数多く経験してきました。
その中で「結露が発生するのはどの季節・時間帯か」「台風後に塩害が出やすい箇所はどこか」などを現場で検証し、その結果をもとに改良を重ねてきました。
こうして完成したのが、清掃頻度を最小限に抑えつつ、高画質を維持できるカメラ設計です。

まとめ
• 海沿いでは潮風・結露・台風がカメラ劣化の主原因
• 温度管理・風循環・撥水コーティングで汚れと曇りを防止
• 長年の現場経験が、最適な防汚・耐候対策を生んだ
• 結果として、掃除頻度を減らしつつ安定した映像を長期間提供可能

次回は、「海岸で長年稼働しているカメラ」についてお届けします。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

現場の皆さん、海岸に付けたいので相談に乗ってくださいなどあれば
是非お問い合わせください。

月額1万円~使用したいという方はこちら
https://assistyou-m.com/mics/ai_kids/

https://www.facebook.com/yuuki.obata?locale=ja_JP
上記より友達登録の上、メッセンジャーにてDM、メッセージをお送りください。
現場からは以上です。

追伸
アパレル・グッズやってます。絵本制作の費用にあてられます。
https://yukidrearoom.thebase.in
応援したい人用 絵本制作の費用にあてられます。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/322931

RECOMMEND
おすすめの記事