夏本番!熱中症対策

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回は「熱中症も検知できるの?」というテーマで、
これまでに実際の現場で行った検証を踏まえて、AIがどこまで人の体調変化を“気づく”ことができるのか?というお話をしていきたいと思います。
夏場の体調不良の可視化とは?
正直に言うと、「熱中症です」と判断するわけではない
まず最初にお伝えしておきたいのは、AIが“これは熱中症です”と断定することはできないということです。
AIはあくまで、
• 人の姿勢の揺れ
• 歩き方や速度の変化
• 顔の傾きや肩の動き
• 表情のわずかな変化
こういった“普段と違う動き”を察知して、「何かあるかもしれない」とアラートを出す仕組みです。
じゃあ、熱中症は検知できないの?というと──実はそうでもないんです。
当社は、その時に人から出る微振動を光など様々な条件に合わせて、色で可視化して、閾値をきめアラートを飛ばしています。
実際にあった事例:お祭りでのストレス可視化の検証
以前、当社がとある地域のお祭りでAIカメラを設置し、ストレスや異常行動の検知を検証したことがあります。
その時に、明らかにテロ行為や危険行動ではないにもかかわらず、数人が「高ストレス」として検知されたんです。
「これは何だろう?」と警備スタッフが声をかけてみたところ──
実は、検知された方々は体調不良だったんです。
暑さでフラついていたり、頭がボーッとしていたり、
まさに“熱中症の初期症状”のような状態だったんですよね。
AIが直接「熱中症だ」とは言っていませんが、
“いつもと違う人の動き”を察知することで、体調不良に先に気づけたという結果になりました。
別の現場でも同じような反応が
また、工事現場のように人が必ず通らないといけない通路にAIカメラを設置して、
作業員一人ひとりを検知するテストを行ったことがあります。
その中でも、
• 明らかにイライラしている人
• なんとなく様子のおかしい人
といった方が、AIに反応しました。
声をかけてみると、実はその中にも「今日は体調があまりよくない」と話す人がいたんです。
AIは「判断」ではなく「きっかけ」をくれるもの
こういった体験を通して僕が感じたのは、
AIって“診断ツール”ではないけど、“声をかけるきっかけ”としてはとても有効ということです。
つまり、
• 熱中症かどうかは分からない
• でも体調の異変には気づけるかもしれない
• それに気づいて、早く対応できれば未然に防げる
という意味で、AIは“体調を守るツール”にもなりうると確信しています。
まとめ:「これで完璧」じゃなくても、十分に価値がある
AIが100%正確に体調を判断する時代は、まだもう少し先かもしれません。
でも、人のちょっとした変化に気づいて“早めに声をかける”ための仕組みとしては、
すでに十分に役立てる段階に来ていると思います。
当社の移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICSも、そういう“人にやさしいAI”を目指して、日々改良を重ねています。
次回は、「現場の車両を管理してデータで出すことできるの?」というテーマで、
AIの見ている世界についてもう少し深掘りしていきますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
現場の皆さん、検証してみたいなどあれば、
是非お問い合わせください。
月額1万円~使用したいという方はこちら
https://assistyou-m.com/mics/ai_kids/
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現場からは以上です。
追伸
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