テロ対策をAIカメラで
おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回はちょっと未来っぽい話、「人のストレスって可視化できるの?」というテーマでお話ししていこうと思います。
メンタルも可視化できちゃう
実はもう、ストレスの可視化は“現実”になっています
「ストレスなんて人の気分の問題でしょ?」って思われがちですが、
実は最近のAI技術では、人の表情や動き、振る舞いを分析して、ストレスを数値や色で“見える化”することが可能になってきているんです。
僕たちアシストユウでも、実はその最先端に関わる機会がありました。

東京オリンピックのテロ対策として導入されたMICSのAI技術
2020年の東京オリンピック。
この時、国土交通省主導で「テロ対策実証実験」が行われ、大手企業が名を連ねる中で、当社の移動式ネットワークカメラ「モニタリングミックス」通称:MICS(ミックス)がその場で実証参加できた唯一の中小企業でした。
このプロジェクトでは、「犯罪やテロを未然に防ぐ」ことを目的に、人物のストレスや異常行動を映像から検出するAI技術が注目されました。
そして当社のMICSには、まさにその「映像からストレスを色で可視化して、閾値を超えたらアラートを出す」AIが搭載されていたんです。
ストレス可視化の仕組みってどうなってるの?
ざっくり言うと、カメラが撮影した映像をAIが解析し、
• 怒り
• ストレス
• 緊張
といった“人間らしい変化”をデータとして捉えます。
その上で、「ストレスの兆候あり」と判定された場合、映像上に色で表示される仕組みになっています。
たとえば、緑は安定、黄色は警戒、赤は高ストレスといった感じですね。
これにより、人が不穏な行動を起こす“前”に気付くことができるんです。

実際にどう使われたのか?
実証実験では、新宿バスタで行ったが、その他大規模なイベントや施設の出入口、待機列などにMICSを設置して、
不審者が人混みの中でどのように浮かび上がってくるかをリアルタイムに解析しました。
そして、異常な挙動やストレスが高い人が現れると、
システムが即座にアラートを発報して、関係者がすぐに確認できるという運用がなされました。
この取り組みは、国交省の公開資料にも採択されており、まさに“未来の防犯”を形にした実例として注目を集めました。
(参考資料はこちら:https://www.mlit.go.jp/common/001334097.pdf)
まとめ:人の感情も「見える時代」へ
ストレスの可視化って、一昔前なら「そんなの無理でしょ」と思われていた分野です。
でも今は、AIとカメラの技術によって、人間の微妙な“変化”を読み取ることができる時代に入ってきました。
MICSは、ただの見守りカメラではありません。
“人を守る”ことを目的とした、防犯のその先を見据えたAIカメラとして、これからも社会に貢献していきたいと思っています。
次回は、「AIでストレスを見つけた後、どう対応するか?」というテーマで、アラートの活用方法などをお話ししていきますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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現場からは以上です。
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