屋外のハウジングは大事

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は「屋外用のハウジング設計って大変なの?」というテーマで、
MICSの開発の裏側をちょっとだけご紹介していきますね。

屋外ではカメラを入れるケースが重要

ハウジング=ただの箱じゃない
まず「ハウジング」って聞くと、「カメラを入れるケースでしょ?」ってイメージされる方も多いと思います。
でも実際は、屋外で365日動き続けるための“環境制御装置”と言ってもいいくらい、いろんな工夫が詰まってるんです。
特にMICSの場合、「屋外でAIを動かす」という前提があるので、
単に“雨風を防げればOK”では済まされない設計になっています。


過酷な温度差に耐えるハウジング
屋外の現場って、本当に環境が厳しい。
真夏は炎天下で機器の表面温度が60℃を超えることもあるし、
冬場は氷点下で筐体の中が凍りつくような環境にもさらされます。
そんな中でも、MICSは外気温との差を±15℃以内にキープできるように設計されています。
これは、内部の電子機器やAIモジュールが安定して動作するために、ものすごく大事な要素なんです。

FANとヒーターの両方を搭載
そのために、MICSでは冷却用のFANと加温用のヒーターを両方搭載しています。
暑いときにはFANが自動で回って熱を外に逃がし、
寒いときにはヒーターが中をほんのり温めて、機器の誤動作や凍結を防ぎます。
これって当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
実際には気温の変化を検知して自動で切り替えたり、
消費電力や騒音、耐久性まで考慮して設計されているんです。

AIを動かすには「空気の流れ」が重要
そしてもうひとつ重要なのが、AIを動かすための放熱対策です。
AIって、思ってる以上に“熱”を出します。
画像解析などの重たい処理を連続でやると、機器内部の温度がじわじわ上がってくるんです。
だからMICSでは、ハウジング内に空気の通り道(エアフロー)を意識した設計を採用しています。
熱が一箇所に籠らないように、内部で風の流れをつくって、効率よく冷やす構造になっているんです。
これにより、AIの処理も安定し、長時間の運用でもトラブルが起きにくい状態を保てています。

結論:屋外用ハウジングは“緻密な装置”です
つまり、ハウジングは「箱」じゃなくて「環境制御装置」。
MICSのハウジングは、雨風から守るのはもちろん、
中で動いているAIやカメラたちが“快適に仕事できる空間”を保つための、**いわば“現場の空調室”**なんです。
設計するのは正直言って大変。でも、それがあるからこそ、屋外という過酷な環境でもMICSは安定して稼働できるわけです。

次回は、「MICSのハウジングは少し大きいよね?」についてお話ししていきますね。
これもまた、屋外だからこその工夫が詰まっています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

現場の皆さん、現場の環境が悪いけど、ネットワークカメラを使いたいなどあれば、
是非お問い合わせください。

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現場からは以上です。

追伸
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