屋外のAIは難しい

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は「屋外はAIでするのは大変なの?」というテーマで、AIの現場適応についてお話ししていこうと思います。
AIの人物検知って聞くと、最近では「当たり前にできるもの」と思われがちなんですが、
実はこれ、屋外でやるのはけっこう大変なんです。
その理由を今日は、室内との違いを比較しながら、僕なりの視点で解説していきますね。

室内は屋外と大きく違う?

室内は“条件が決まっている”からやりやすい
まず、室内でのAI検知って、ある意味“理想的な環境”なんですよ。
• 光の強さは決まっている(天井のライト)
• 人が入ってくる方向も決まっている(玄関やドア)
• 背景もほとんど変わらない(壁や家具)
要は、AIが覚えやすい環境なんです。
「いつも同じ見え方をする」って、AIにとってはすごく楽なんですね。

じゃあ屋外は?
一方、屋外はというと、もう何もかもが“決まってない”。これが最大の難しさです。
• 太陽の位置で明るさが刻々と変わる
• 雨・風・雪など天候が読めない
• 背景も時間帯によって全然違う(影の出方、光の反射、木の揺れ)
• 入ってくる方向もバラバラ、立ち位置も一定じゃない
つまり、AIにとっては「昨日と同じ映像なのに、今日は全然違って見える」なんてことが日常茶飯事なんです。
こういった不安定な環境で、人だけを見分けるというのは、実はかなり高度な判断が求められるわけです。

それでもMICSは屋外をやっている
じゃあ、どうして僕たちのMICSは屋外対応ができるのか?
それは、最初から「屋外特化」でAIとハードを開発しているからです。
MICSに搭載しているAIは、屋外の変化に対応できるよう、
• 昼夜の照度差
• 雨や風によるブレ
• 背景の変化
など、実際の屋外データを大量に学習させたうえで構築されています。
また、AIだけじゃなく、カメラの性能や筐体(ハウジング)も屋外仕様になっていて、
• 逆光でもしっかり人物を検出できるWDR対応
• 強風でもブレにくい設置設計
• 雨に強い防水性能
• 温度管理の徹底で熱暴走しない
など、ハードとソフトの両方から「屋外でもちゃんと使える」仕組みを作っているんです。

まとめ:屋外は大変、でもやる価値がある
屋外の人物検知は簡単ではありません。でも、だからこそ、しっかりやる意味があると僕は思っています。
• 誰もいない現場を遠隔で見守る
• 危険なエリアに人が入ったことを即座に検知する
• 夜間の盗難や事故を未然に防ぐ
こういった場面は、まさに屋外だからこそ発生するもの。
そこで「AIが役に立つ」って、現場の安心に直結するんです。
当社は、これからも「屋外でも使えるAI」で、現場をもっと安心・安全にしていけたらと思っています。

次回は、「屋外用のハウジング設計って大変なの?」をテーマにお話しする予定です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

現場の皆さん、屋外でAIをすぐに活用したいなどあれば、
是非お問い合わせください。

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現場からは以上です。

追伸
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