AIの検知ってどうやってするの?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、「AIの人物検知ってどの部分を見て人を認識するの?」というテーマで、AIの中身についてちょっと深掘りしていきたいと思います。
最近は「AIで人を見分けます」「人物が入るとアラートが鳴ります」という話をよく耳にしますが、
「どうやって見分けてるの?」という疑問を持つ方も多いんじゃないでしょうか。

顔を見てるんじゃないの?

AIは「形」と「動き」を見ている
AIが人物を認識するとき、ポイントになるのは大きく2つ。
それは、**人間らしい“形”と人間らしい“動き”**です。
まず形ですが、AIは映像に映っている対象の「頭・胴体・腕・足」といったパーツの位置や比率を確認します。
そして、「これ、人っぽいな」という判断をします。
ここで重要なのが、MICSのAIは“足元まで”見て判断しているということ。
つまり、全身のシルエットを総合的に捉えて、人物かどうかを判断しているんです。
だから、たとえば人が四つん這いになって動いていても、“人間”と認識できるようになっています。
これは、ただのシルエット比較だけではできないことで、AIが学習してきたデータとパターンが活きている証拠です。

動きで“人らしさ”を判断
次に動き。
AIは、「歩き方」や「体の揺れ方」などもチェックしています。
人が歩くときの動きって、独特のリズムがあるんですよね。
肩と腰の揺れ、腕と足のバランス、それが動物や物の動きとはまったく違う。
この動きの特徴をもとに、AIは「これは人間らしい動きだ」と判断するわけです。

顔は見てるの?見てないの?
ちなみによく聞かれるのが「顔も見てるの?」という質問ですが、人物検知AIは顔までは見ていません。
あくまで“人間らしい動きや形”を検出しているだけなので、顔認証とは別物です。
プライバシー面でも安心して使える技術になっているのが、今のAIの良いところです。

学習しているから賢い
こうした認識力の背景にあるのが、AIが事前に行う“学習”です。
何万枚という人間の画像や映像を見て、「これは人」「これは違う」と教え込まれてきているんですね。
だから、逆光だったり、帽子をかぶっていたり、少し変わった姿勢であっても、
「これは人の可能性が高い」とちゃんと判断してくれる。これがAIの“賢さ”の秘密です。

アシストユウとしての取り組み
僕たちのMICSでは、このAI人物検知を現場の安心につなげるために導入しています。
• 危険区域に人が入ったときだけアラート
• 夜間の無人現場で不審な人物だけを検出
といった運用が可能で、誤検知が少ない分、通知の信頼性が高いと好評をいただいています。

次回は「AI人物検知はどこまで信用できる?精度と限界」についてお話しする予定です。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

現場の皆さん、人物検知を創意工夫で入れたいなどあれば、
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現場からは以上です。

追伸
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