動体検知は実際どうなの?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

今回はちょっと気になるこの話題。「動体検知って出てきたけど、いいの?」というテーマでお話ししていきます。
前回の記事で“動体検知録画”のメリットと使い方を紹介しましたが、「それって実際どうなの?」「うちの現場でも使えるの?」という声、実際によくいただくんです。

本当に使えるの?動体検知って

結論から言うと、「コスト重視」なら動体検知も一つの手です。
ただし、誤作動や映像の欠損リスクを理解した上で使うことが前提になります。


動体検知ってどういう仕組み?
動体検知は、カメラの画面内に変化(=動き)があったときだけ録画を開始する仕組みです。人や車、動物、草木、雨、光など、画面内に何かが入ってくると録画が始まり、動きが止まると録画も止まります。
これによって、常時録画よりも録画時間が短く済む=クラウド容量の節約になるというわけです。映像の保存期間を延ばしたい、けど容量は限られている…という時には有効な手段です。

メリット
• 映像容量を大幅に削減できる
• 動きがあった場面だけ録画されるので、見返すときに楽
• 長時間静かな現場に向いている(夜間監視など)

デメリット
• 木が揺れる・猫が通る・光が変わるといった“余計な動き”にも反応してしまう
• 検知タイミングにわずかな遅れがあるため、肝心な瞬間の頭が切れることがある
• 本当に必要な場面が録画されていないケースもある(これが一番怖い)
こうした不安定さがあるので、防犯や安全管理など“確実性が求められる現場”には不向きなんです。

アシストユウとしての考え方
当社でもMICSに動体検知の設定はできます。要望があれば設定もしますし、メール通知も確認して設定します。でも、当社としては「積極的にはおすすめしていません」というのが正直なところです。
なぜかというと、やっぱり確実に映像が残っていることの方が、現場では圧倒的に大事だからです。

動体検知は“撮れてなかった”ときのリスクが大きすぎる。
それなら、最初からAIで人や車を検知して、意味のある場面だけをしっかり録画するという方法の方が、安心感がまったく違います。

AIは、ただの“動き”ではなく、“意味のある動き”を見分けられるのが大きな特徴。
MICSのAI人物検知も、人間の動きだけを検出してアラートを出せるようになっているので、無駄なアラートが少ないし、必要な場面だけ記録されるという理想的な仕組みになっています。

まとめ
費用を抑えたい」「映像は最低限でいい」という場合には、動体検知も選択肢として“アリ”です。でも、本当に映像を“活かす”前提なら、AIでの検知を強くおすすめします。
当社は、お客さまの現場や運用目的に合わせて、最適な方法をご提案するのが仕事です。無理に高機能を押し付けるのではなく、でも“守るべきものはしっかり守れる”運用を一緒に考えていきたいと思っています。

次回は「AI検知の仕組みと賢さのヒミツ」について、もう少し深くお話しする予定です。ぜひ楽しみにしていてください!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

現場の皆さん、費用を抑えて防犯対策したいなどあれば、
是非お問い合わせください。

https://www.facebook.com/yuuki.obata?locale=ja_JP
上記より友達登録の上、メッセンジャーにてDM、メッセージをお送りください。

現場からは以上です。

追伸
アパレル・グッズやってます。絵本制作の費用にあてられます。
https://yukidrearoom.thebase.in
応援したい人用 絵本制作の費用にあてられます。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/322931