格安SIMじゃダメなの?

おはようございます。
アシストユウの小幡です!
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
今回は「モバイル回線と映像伝送のリアル」というテーマで、少し専門的な話を分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
格安SIMと通常SIMのリアル
現場で「MICSってSIMで動くんですよね?だったら格安SIMでいいんじゃない?」って聞かれること、実は結構あるんです。でも、結論から言うと、映像を安定して送るには、
格安SIMやコンシューマー向けの回線では難しいんです。
確かに、日常使いのスマホやタブレットで動画を観たり、メールを送ったりする分には格安SIMでも全然問題ありません。でも、MICSのようなリアルタイムの映像監視やアラート通知といった用途になると、話はまったく別なんです。
まずひとつ目の理由は、回線の優先順位(QoS)です。格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしている形なんですが、通信が混み合う時間帯には、真っ先に速度が落とされる対象になります。
お昼や夕方なんか、通信がガクッと落ちることがあるんです。
これでは、「今現場で何が起きているか?」という瞬時の情報が必要なときに、映像が止まってしまう可能性があるんですよね。
二つ目は、上り(アップロード)速度の安定性です。監視カメラって「見る側」じゃなく「送る側」なんですよ。つまり、現場から映像をクラウドやスマホに向けて送り続ける仕組みです。
このアップロード通信が不安定だと、映像が途切れたり、アラートが届かなかったりというリスクが出てきます。
当社が使っているのは、法人向けに帯域が確保された業務用SIMを通信会社と一緒に構築しています。これは、通信速度が安定していて、特にアップロード性能に優れているタイプなんです。
さらに、万が一のトラブルにも対応できるように、通信状況のモニタリングや遠隔再起動など、管理機能が充実しています。
ここが、格安SIMとの大きな違いなんですね。
映像って、容量も大きいし、途切れちゃ意味がない。特に現場監視や安全管理、盗難防止なんて命に関わる場面もあるからこそ、「通信も機材の一部」と考えることが大切なんです。
最近は「コストを抑えたいからSIMは安く済ませたい」という相談も多いですが、当社はそういうときこそ、「必要な場面でちゃんと機能するものを選びましょう」とお話ししています。
安くて使えないより、多少費用がかかっても“確実に使える”方が、現場の信頼にもつながりますから。
次回は「映像伝送とクラウドの関係」について、もう少し掘り下げてお話しします。お楽しみに!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
現場の皆さん、SIMだけでも使いたいなどあれば、是非お問い合わせください。
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現場からは以上です。
追伸
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